がんの転移
がんが転移するのは、原発巣のがん細胞が血管やリンパ管を通り、全身にがん細胞を侵入させ、その一部が他部位の臓器などに生着し、そこで細胞を増殖させることで起こります。
がん転移というと、助からないのではないかという考えが浮ぶかもしれません。しかし、がんが転移しても、いっぺんに活動するわけではありません。また、治療が出来ないというわけでもないのです。がんが転移しやすい部位は肝臓や肺、脳、骨、皮膚といった所だとされていますが、はっきりした理由は定かではないそうです。ただ、血管やリンパ管を通って来るため、そういった部位に転移しやすいのではないかと考えられているのです。また、転移したがんに対しての治療も、原発巣のがん細胞と同様、そのがんに合った治療が施されます。ですから、転移したからといって諦める必要はないのです。
しかし、このがんの転移は止めることが出来ません。そして、それがいつ起こるのかを特定することも出来ないのです。原発巣のがん細胞を治療しても、その時点でどこかに転移している可能性もあります。それを防ぐために、内服薬等で治療を続ける必要があるのです。また、検査も続ける必要があります。そうした治療、検査の中で早期発見出来れば治療することが出来るのです。がんは発がんを促す生活によって発症する病気です。ですから、治療して取り除いたからといって二度と出来ないわけではありません。治療してから二度と出来ないよう、以前の生活を見直すことが、がん転移させないことにも繋がると言えるのです。
