子宮がん
子宮がんには、子宮頸がんと子宮体がん(子宮内膜がん)とがあります。前者は、膣部や頸管の上皮から発生したがんを指し、一方、後者は、子宮内膜(子宮の内側にある)に発生したがんを指します。子宮頸がんの検診に関しては、膣内に手指を入れて触診する内診がまず行われ、続いて細胞採取で、細胞診検査を行います。一方、子宮体がんの方は、子宮の内側というかなり奥に発生するため、子宮頸がんの細胞診では発見できません。そこで、頸管を広げ、ある器具を使って、子宮の壁にできているものを削ぎとります。
次に、治療法です。子宮頸がん、子宮体がん問わず、外科療法、放射線療法、抗がん剤による化学療法の3つの治療法があります。ただし、子宮頸がんの方は、早期の場合には、がんを凍らせる凍結療法、電磁波の熱で焼き殺す高周波療法、レーザー療法が使えます。一方、子宮体がんの方は、他にホルモン療法という療法があります。ホルモン療法は、がん細胞を殺すために女性ホルモン剤を使用します。黄体ホルモンの働きのある経口内服剤が通常用いられています。

