Top >  食道がん >  食道がんの治療法-放射線療法

食道がんの治療法-放射線療法

食道がんに放射線療法が用いられる場合には、治療目的で分けられています。根治を目指して行われる治療法が根治治療法です。がんの広がりが放射線の照射範囲内にある場合に適用となります。根治治療を狙った放射線療法には、外照射といって体の外から放射線を患部に照射する方法と、食道内に放射線の出る物質を入れて、体内で照射する腔内照射という方法とがあります。他方、放射線療法には、根治を目的とせず、がんを原因とする痛みや出血などを抑える目的で利用される場合があります。対症治療と呼ばれています。具体的には骨に転移した場合の痛みの緩和、脳に転移した場合の神経障害の緩和、気管狭さく状態における呼吸困難の緩和、血痰の緩和処理などに利用されます。

放射線療法は中休みを入れながら、通常、1ヶ月半ほど継続して治療が施されます。
放射線療法は、化学療法と併用する方が、単独で用いるよりも効果的だということが最近分かってきました。
放射線療法の副作用は放射線を照射する部位によって異なっています。主な副作用は以下のようなものです。

食べ物を飲み込んだときの違和感、痛み。喉の渇き。声のかすれ。吐き気。嘔吐。食欲低下。下痢。
また照射した皮膚には日焼け様の症状が出ます。また、白血球が減少する場合があります。

スポンサード リンク

         

食道がん

食道は、内側から外側に向かって4つの層で構成されています。粘膜、粘膜下層、固有筋層、外膜です。食道がんは、通常、粘膜の表面を構成している上皮から発生します。食道の粘膜上皮は扁平上皮で構成されているため、食道がんのほとんどは扁平上皮がんということになります。

食道の扁平上皮から発生したがんは、粘膜下層に潜り込み、固有筋層を破り、最後の壁である外膜を突き破って、その後周辺にある気管や大動脈、心臓、肺などに広がっていきます。

食道の層には、血管やリンパ管が豊富にあります。また、血管の外にも血管は豊富に張り巡らしています。がんは血管に入り込むと、血液の流れに乗り、遠隔転移をします。比較的転移し易い臓器は、肝臓、肺、そして骨などです。他方、リンパ管に入り込むと、リンパ液の流れに乗って、周辺のリンパ節にたどり着き、そこで大きくなっていきます。リンパ節転移です。少し離れた、お腹や首にあるリンパ節もがんの転移の対象となります。

日本では、食道がんは、通常、粘膜の上皮である扁平上皮からがんができるのですが、欧米では、腺がんが増えているようです。腺がんは、腺上皮にできるがんで、胃がんなどがその代表です。日本も食生活が欧米に近似してきているため、今後は腺がんが増えていくことが予想されます。

関連エントリー

食道がんの症状 食道がんの診断‐内視鏡から画像診断まで 食道がんの診断‐超音波診断からPET、腫瘍マーカーまで 食道がんの治療法 食道がんの治療法-放射線療法 食道がんの治療法‐化学療法 食道がんの治療法‐化学放射線療法 食道がんの治療法‐内視鏡的粘膜切除術と食道内挿管法 食道がんの治療法‐病期から選択される具体的な治療法



スポンサードリンク

クッキーとwebビーコン利用に関して スピード相互リンク スピード相互リンク スピード相互リンク スピード相互リンク