放射線療法を受けるには
検診などでがんの疑いを指摘された場合に、放射線科に足を向ける人は少ないでしょう。まずは外科や内科の門を叩くでしょう。それは放射線に対する誤解が関係している場合が多いようです。外科や内科で担当医が治療方針を決める中で、放射線療法の存在や放射線治療の概要の説明をするのが通常でしょう。
放射線科では、放射線治療医が診察をし、放射線の治療方針を決めます。放射線の治療方針には、がんを完治させる目的で放射線を使うのか、それとも手術に当たってがんを縮小させることで手術をやりやすくする目的で使うのか、といったどのような目的で放射線を使うのかという治療目的や、そのための放射線治療方法、さらには放射線による副作用や、もし副作用が出た場合の対処法に関する話が盛り込まれています。一般の患者さんの場合には、放射線療法はまだ未知の部分が多いことでしょう。放射線治療医に不安や疑問に思う点を述べて説明してもらい、治療内容を頭の中でしっかりと整理しておいた方が安心して治療が受けられることになります。治療方針や治療方法、日程などが決まり、後は治療日を待つだけとなります。治療日に実際に放射線を照射するのは、放射線治療技師が担当します。放射線治療技師は放射線治療医との話で放射線治療方法や線量などを決めます。

