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      <title>がん告知-癌の治癒と延命治療解説-がんとの共生のために</title>
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      <description>がんについて。家族にがん患者をもった体験からがんについて情報提供できればと思います。日本人の死亡原因の多くを占める病である悪性腫瘍（がん）は誰が罹ってもおかしくない病気です。
病気そのものの知識だけではなく、がん患者を家族に持つとはどういうことなのか、家族の生活にどれほど影響するものなのか。実際に体験したことをもとに、がん知識の情報提供をしたいと思います。家族の誰が罹っても大きな傷跡を残す病にどう向き合ったらいいのか、考えるヒントになれば幸いです。
がんに関する医療保険についても絶対に必要なものなので、がん体質の家系の方はまず入っておく方が良いと思い、同時に解説しました。ぜひ参考になさってください。</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2009</copyright>
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         <title>入院生活</title>
         <description>薄暗い病室で、父の体が小刻みに震えている。時折開く薄目が、中空に泳いだと思うや、すぐにまた眉間に深くしわを刻んで閉じる。後は、シュー、シューと、酸素吸入器の規則的な音が部屋の中をこだまする。

午後５時開始の手術は、当初予定の午後８時を大幅に回って、終わったのは
１０時になんなんとしていた。その間、家族は、沈黙の内、刻一刻と増長する不安と闘っていた。父の胃ガン摘出手術が終わり、執刀医から手術経緯の家族立ち会い報告が済むと、父はこの病室に搬入された。

翌日から、腹部を縦S字にえぐられた傷跡の化膿止めに何度も看護士が出入りする。定期的に執刀医からの容態観察が行われる。昨夜の高熱は早朝には微熱に変わっていた。ただ、その日からひと月後の退院の日まで、ひっきりなしのげっぷと胃液の上昇に悩まされ続けた。

退院後は、順調な回復が家族全員の願いだったが、その期待をよそに腸間ヘルニアに悩まされることになる。ヘルニアの手術は、痛みが出てくるまではしないことにして、日常生活ではできるだけ力まないように指導を受けた。最初は少し力むだけで、それと分かる程度の、残された胃とそれに続く十二指腸の形が、腹部にむき出しとなった。五年生存率のデータに載るまで後一年、今のところ転移再発なく元気でいる。

あれは本当にガンだったのだろうか。今も、ふとそのことが脳裏をよぎる。手術で助かったとは思っていない自分がいる。たまたま見つかった、ガン様のものを、念のため、という医者の都合で、手術されたような気がしてならない。今となってはもうどうにもならないが。
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">60家族の癌体験から</category>
        
        
         <pubDate>Sat, 28 Mar 2009 10:46:01 +0900</pubDate>
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         <title>腎細胞ガン</title>
         <description>しめやかにガンセンターの地下から霊体が搬出される。霊柩車が漆黒の闇にまず消え、二台の追走車がその後を追う。付き添いの看護士が数人、家族の分乗する車に向かって軽く礼をする。一台目の車の運転席にいた自分は、それを見て礼を返した。

ガンセンターにもいろいろあるが、ここ埼玉にある同センターは、郊外の、周囲に何もないような場所にある。近くに駅があり乗降客の多くが、また、日中渋滞する県道沿いの、病院からは最寄りのコンビニを起点にして曲がる車の多くが、病院関係者だ。電車や車で足繁く通った日々が今は懐かしい。

妻の母が、近くの中型病院の泌尿器科で、腎細胞ガンだと診断され、転移箇所のあるもはや処置不能の末期ガンだと処断されて以来、よくある余命数カ月という医師からの最後通牒に反してそれから数年以上生き延びて亡くなるまで、できることはそれこそすべてやった。しかも、世界的な最高水準のことをやった。しかし、それらが奏効して延命したのか、また、最期は脳に転移して痴呆状態で、本人が正常なら見たくないような醜態をさらして逝った

妻の母の姿を思い出すたびに、それが正しかったのか、今は知る由もない。ただ言えることは、ガンは致命的な病気で、治すことが不可能だという事実だ。数々の雑誌やネット上に報告される、また、数々の最新医療者専門書に掲載される、すべてのグッドニュースは氷山の一角にしか過ぎず、その下には夥しい数の死者がいるのだ。
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         <link>http://www.3saz.com/2009/03/post_113.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">60家族の癌体験から</category>
        
        
         <pubDate>Tue, 31 Mar 2009 09:46:01 +0900</pubDate>
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         <title>大腸がんの治療法‐化学療法</title>
         <description>大腸がんの化学療法には、主として進行がんの術後に、再発予防を目的として行われる、いわゆる補助化学療法と、手術が不可能な進行がんや再発したがんに対して生存期間の延長を目指す目的で利用されるものとがあります。大腸がんの化学療法、いわゆる抗がん剤で国内で承認されているものには、フルオロウラシル、イリノテカンなど数種類あります。

主として進行がんの手術の後で抗がん剤が使われるのは、がんがある臓器の周辺にあるリンパ節へのがんの転移を考えての処置です。抗がん剤を使うことで、再発を予防したり、また、再発までの期間を延長させることが可能とされています。他方、大腸がんの場合に手術が不可能な進行がんの場合には、生存期間の延長を目的として抗がん剤が利用されています。
以前は、生存期間を延長したところで、抗がん剤の副作用をもって苦しんで生きる余命数ヶ月、あるいは、数年に意味があるのかという議論がなされたときもありましたが、現在では、比較的副作用の少ない抗がん剤が開発されており、かつ、副作用がたとえ出たとしてもその対策治療法が確立されてきたので、抗がん剤の治療の有意性が強調されてきました。もちろん、副作用が完全になくなったわけではなく、かつ、副作用の出方には個人差があるために、どのような副作用が当該抗がん剤にはあるのかをよく知っておくことが大切です。
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         <link>http://www.3saz.com/2009/04/post_63.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">21大腸がん</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 01 Apr 2009 15:03:27 +0900</pubDate>
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         <title>腎細胞ガン</title>
         <description>いわゆる腎ガンは、どちらかと言えば男性に多いガンである。専門医の間でエリスロと略されているエリスロポエチンは、腎細胞ガンの腫瘍マーカーだ。腎細胞ガンの患者の生存が他の固形ガンに比べ比較的長いのは、腎細胞ガンの特性による。すなわち、腎細胞ガンの場合、理由は解明されていないがその浸潤が遅いことが知られている。また、腎細胞ガンを原発巣にするガンの場合、転移巣のガンの成長を、原発巣の腎細胞ガン自体が抑制しようという動きに出ることが知られている。それは、まるで腎細胞ガンが、転移巣の成長による宿主（ガンを持っている人自体を専門的にはこう呼ぶ。）の死を恐れているかのような動きである。比喩的に言えば、原発巣を母親に、一方転移巣を子にそれぞれ当たるとすると、放蕩息子が家庭内崩壊をさせないよう母親がいつも見張っているようなものだ。

さて、固形ガン一般には、基本的には、単純な化学療法すなわち抗がん剤が効かないとされる。ここで、効く効かないという表現は、飽くまでもガンを消失させることがない、という意味で使っていることに注意していただきたい。抗がん剤はかつての単剤の使用でなく、現在では複数の抗がん剤の併用療法が使われる方向に向かっている。併用療法の場合、ガンの縮小が認められる場合があるのだ。ところが、腎細胞ガンの場合、他の固形ガンと異なって抗がん剤が効きやすい、とされる。まか不思議なガンがこの腎細胞ガンというガンなのである。
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         <link>http://www.3saz.com/2009/04/post_114.html</link>
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         <pubDate>Fri, 03 Apr 2009 06:46:01 +0900</pubDate>
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         <title>腎細胞ガン</title>
         <description>腎細胞ガンに奏効する抗がん剤としては、肝炎によく処方されるインターフェロンがある。インターフェロンは他の本格的な多くの抗がん剤と異なり、副作用が少ない。よく起こる副作用としては、インフルエンザにかかったときの症状に近い状態になることだ。本格的な抗がん剤の副作用としては、髪が抜け落ちる、高い熱が続く、激しい嘔吐があるなどが知られているが、それに比べると、インフルエンザ様症状は軽いといえるだろう。インターフェロンの副作用が軽いことには実は訳がある。インターフェロンは、人の体内の免疫組織が産生する物質なのだ。そして、化学的に体外で作り上げたのが薬剤としてのインターフェロンということになり、化学的組成が人の体内で産生されるものと似ていることから、副作用が少ないのだ。

ただ、インターフェロンとてガンを消失させるわけではない。そこで、インターフェロンだけでなく、免疫細胞が産生する別の物質インターロイキンとの併用療法も試行されている。ただし、こちらの方は個体によって副作用が強く現れる場合があるので、作用経過をみながら副作用が出るようなら、インターフェロン単剤に切り換える必要がある。もっとも併用療法もガンを消失させることがないことはいうまでもない。

血液のガンである白血病は抗がん剤が効くガンで、他方、固形ガンは抗がん剤が効かないものという棲み分けがなされうるが、腎細胞ガンは固形ガンである一方、腎臓が血液集約濾過臓器としての機能を持つことから、純粋な固形ガンとは異なる特性を具有すると考えられる。
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         <link>http://www.3saz.com/2009/04/post_115.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">60家族の癌体験から</category>
        
        
         <pubDate>Tue, 07 Apr 2009 17:46:01 +0900</pubDate>
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         <title>ガンのメカニズム</title>
         <description>正常細胞がガン化するメカニズムはだいたいのところ解明されており、また、原因遺伝子もかなり突き止められてきた。そのメカニズムを簡単に素描すれば以下のようになる。

ひとつの正常細胞が倍数に分裂する細胞分裂が繰り返される過程で、正常細胞とは異なった形態を持つ細胞ができることがある。これは、核内に保存される正常な形態の細胞の設計図が間違っている場合、設計図は正しいが、受注者が施工者に渡すために書き写した設計図に写し間違いがある場合がある。この場合、受注者がRNA（リボ核酸）、施工者がリボゾームで、設計図がDNAである。受注者が設計図を写す場合に間違った書き写しをする原因には、自ら書き写しミスをする場合及び外的要因が関与する場合がある。ともに、新たに産生された細胞がガン化する可能性がでてくる。そこで、細胞の核内にあるDNAには、細胞が自爆できる設計図も入っており、各細胞は自分がおかしな細胞だと判断すると潔く自爆することになる（これを、アポトーシスという）。また、受注者の書き写しを間違えさせる外的要因としては、紫外線、食品添加物、農薬、各種薬品類、各種化学物質、わらびなどに含まれる天然由来の化学成分、強い刺激、酸化などがある。RNA自身が書き写しをミスする場合はどうしようもないが、外的要因よる危険性の方は、私たち一人一人の努力によってかなり減らせるものだ。
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         <link>http://www.3saz.com/2009/04/post_116.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">60家族の癌体験から</category>
        
        
         <pubDate>Sat, 11 Apr 2009 10:46:01 +0900</pubDate>
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         <title>ガンの構造</title>
         <description>ガン細胞と正常細胞には、形状形態の上で大きな違いがある。顕微鏡に写し出されるガン細胞の核は、正常細胞のそれと比べ、歪で、かつ、大きい。細胞自体の形状にも、正常細胞にない歪な特徴を持つ。ただし、上記によく似た特徴を持つ良性の腫瘍やポリープなどがあるので、ガンによく似た顔つきを持つ細胞がガンかどうかの判断が重要となる。しかし、これが容易でない。ある細胞がガンかどうかの判断は、解剖医間でも異なった見方となることは日常茶飯事である。そこで、怪しければ、とりあえず切っておきましょう、となり、さらに、どうせ切るなら、念のため、広範囲に切っておきましょう、ということになる。外科手術を受けた患者のQOL（Quality Of Life 生活の質）が落ちる所以である。

ところで、ガン検診の常識化と早期発見技術の飛躍的進歩は、ガン患者を増加させる原因どなっている。現在と過去との環境の変化、食生活の変化などを含むライフスタイルの変化がガン患者を増やす主因となっているとは、メディアや病院の広告掲示板などでよく見聞きする。しかしながら、早期発見技術の進歩によって見つかっているのは、正真正銘のガンとガンによく似たガンでないものだ。そして、それを判断するのは、旧態依然とした解剖医による目測と推測を交えた評価である。

今日もまたガンでない人の臓器が切り取られる。剖検技術の進歩が望まれる。
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         <link>http://www.3saz.com/2009/04/post_117.html</link>
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         <pubDate>Thu, 16 Apr 2009 11:46:01 +0900</pubDate>
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         <title>代替療法</title>
         <description>代替療法は、専門の医療関係者から見れば、非証明療法と定義できる。医学的に効果があるということが、試験管内や動物実験で、あるいは、人間を通じて、検証にかけられていない、もしくは、検証力の程度が低いため、証明できていないのだ。

現在、世界各地の医療機関で非証明療法といわれてきた方法が、大規模に、あるいは、小規模に検証にかけられている。過去にも、規模の小さな研究結果は、世界各地の医療機関から発表されてきた。しかし、再現性という面で医学的に有効だとされたものは極々少ない。

ところが、世の中では、ガンに効いた、ガンが消失した、　という雑誌記事が後を絶たない。それに便乗して、特定の物質、食品が抗がん効果があるということで、高価な値札をつけて、藁をもつかむ気持ちでいるガン患者に売りつける商売が成り立っている。中には、正規の治療をなおざりにして、亡くなっていく人がいる。

ガンの代替療法に関しては、正規の医師の間でも見解の相違がある。ガンの代替療法を推奨する側に立つ医師は、手術、抗がん剤及び放射線というオーソドックスなガン治療の限界を前提に、証明されていないということを前向きにとらえ、すなわち効果がある可能性の方に賭ける。他方、否定的な立場に立つ側では、証明されていないものは一切受け入れないことを前提に、また、正規の医療行為に支障が出ることを危惧して、一切の代替療法を否定する。

代替療法の今後をしっかりと見据えていきたい。
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         <link>http://www.3saz.com/2009/04/post_118.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">60家族の癌体験から</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 22 Apr 2009 16:46:01 +0900</pubDate>
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         <title>早期発見</title>
         <description>ガン発生のメカニズム、ガンの行動、ガンの生態が研究されて久しい。その間、さまざまなことが発見され、中には臨床の現場に応用されているものもある。早期発見がガン検診の現場では常識化され、早期発見早期治療がガンへの唯一の対処策だと喧伝されてこれまた久しい。

一方で、早期発見のスローガンのもと、医療現場では、「ガン」患者及びその予備軍が噴出し、統計数値に反映された結果、４人に１人、否、３人に１人がガン患者といわれるまでになってきた。

ところで、ガンの早期発見に関しては、国を上げてのガン撲滅スローガンが効を奏したことは言うまでもないが、ガン検診技術の進歩に負うところが大きい。超音波、CT、ヘリカルCT、MRI、各種腫瘍マーカー、簡易な細胞検査などを通して、効率的にかつ早期に「ガン」を発見できるに至っている。

国立ガンセンターなどの統計では、ガンの種類によっては５割近く生存率が高くなっているものもある。そして、これは、早期発見早期治療の成果だという。

ところが、発見、治療の方面での技術の進歩とは裏腹に、肝心の、発見された病態が「ガン」かどうかを判断する技術は旧態依然とした方法が使われている。これでは、発見技術が進歩すればするほど発見され損の人が増えるという、矛盾した事態が起こり得るし、また、実際にも切除後にガンでなかった、また、ガンでない可能性が高くなった例は枚挙に暇がない。ゲノム解析による臨床への応用が待たれるところである。
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         <link>http://www.3saz.com/2009/04/post_119.html</link>
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         <pubDate>Mon, 27 Apr 2009 20:46:01 +0900</pubDate>
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         <title>ガン検診</title>
         <description>ガン学会のそうそうたるメンバーが、一部のガンには、検診が有効でない、と公表して久しい。それまでは、ガン検診は、治療の一環としてガン治療に勝るとも劣らないものであった。それが、特定のガンにおいては、検診を受けても受けなくても生存率に医学的に有意な差がでなかったのだ。

ところで、検診を受けても受けなくても生存率に変化がない、ということは、裏を返せば、当該ガンについては、早期発見の意味がないということだ。そして、さらに、ここから、次の２つの結論が出てくる。１つは、その「ガン」は、医学的な施術で完治させることが可能というもの。つまり、特定のガンについては、人類が克服できたということになる。もう１つは、その「ガン」は治療不能というものである。つまり、発見に意味がないということは、そのまま放っておいても助かる、治療しても助かる、ということか、そのまま放っておいても死ぬ、治療しても死ぬ、のどちらかになる。

さて、他方で、国立ガンセンターなどの著名なガン医療を司る機関によれば、「ガンは治る病気になってきた」という。そして、それを裏付ける根拠としては、主として早期発見で治療した人の生存率が伸びていることが上げられている。ここで、もし、先の、特定のガンが克服されたという結論から言えば、当該ガンに関しては「早期発見」が無意味なので、「早期発見」で生存率が伸びることがない。結果的に、ガンに関しては、「早期発見」が有効なガンと無効なガンがあるがあると、現在のところでは帰結できそうである。
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         <link>http://www.3saz.com/2009/04/post_120.html</link>
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         <pubDate>Thu, 30 Apr 2009 05:46:01 +0900</pubDate>
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         <title>遺伝子治療</title>
         <description>ガンに関しては、世界中で、さまざまな研究がなされ、諸々の研究論文が発表されている。そして、各々の研究論文には、種々の統計が掲載されている。他方、ガン研究には、主として先進国において莫大な額の国家予算が投入されてきた。アメリカでも、ガン克服何カ年計画として莫大な予算の下、多角的な研究がなされてきた。しかし、人類最大の病敵たるガンの克服には至っていない。

ガンという細胞に対して有効な対策が生まれにくいのは、それが外部から侵入してきたものでなく、人間自身の細胞そのものであることが原因なのだ。ひとつガンという病態をとらえる上では、少なくとも臨床治療という側面においては、細胞単位よりももっとミクロの視点で研究していく必要がある。遺伝子治療の出現と臨床実験はこうした中で生まれてきた。

遺伝子治療は、ガンがヒトの細胞であることから、遺伝子というミクロの視点からその発現の機序をとらえた時、特定のDNA部位が関与していることが発見されたことで、研究の端緒をつかむ。いわゆるガン遺伝子とガン抑制遺伝子である。

ガン遺伝子とは、細胞のガン化を司る遺伝子で、これは同時にヒトの細胞増殖に関与するものでもある。他方、ガン抑制遺伝子とは、ガン化を抑える働きを司る遺伝子で、これは同時に、細胞増殖を抑制するものでもある。両者は、自動車のアクセルとブレーキにたとえられることが多い。ガン抑制遺伝子が何らかの要因で機能しなくなることが、ガン化を促進させることになるのだ。

遺伝子治療は日本でも大きな期待をもって臨床研究が進められてきたが、現在は下火になってしまった。遺伝子治療を有効なものにするためには、①欠損しているガン抑制遺伝子の特定、②ガン抑制遺伝子補充するための

運び手、③DNAの、当該遺伝子欠損部への適切なはめ込み、が必要となる。このうち、①以外がうまくいかなかったのだ。すなわち、利用した運び手の無害化されたウィルスが、うまく機能しなかったのである。

ヒトゲノム解析が終了した今、あらたな観点から遺伝子治療の方策を模索する時期がきている。 
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         <link>http://www.3saz.com/2009/05/post_121.html</link>
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         <pubDate>Sun, 03 May 2009 13:46:01 +0900</pubDate>
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         <title>ガン治療</title>
         <description>書店に積まれる、ガン克服法や予防法、克服体験記類の書物の夥しい数。ガンに効く、効いたことをうたう詐欺まがいの食品類に、眉唾物の製品群。いい悪いはともかく、人は、いつの時代においても、権威と噂の餌食になってきた。そして、それがガンのように生死に関するものならなおさらだ。

ガンの予防に関しては直接の予防となるものはない。すなわち、これをやればガンにならないというものはない。あるとすれば、あくまでも間接的にガンを遠ざける可能性がある方策だ。また、ガンの予防に積極策はなく、あるとすれば消極策のみである。間接的にかつ消極的にガンを予防する策を以下考えてみたい。

まずガンとは遺伝子疾患といえるので、DNAに損傷を与える可能性のあるものから離れていることが大切だ。DNA損傷要因として医学上証明されるものとして、紫外線、農薬、ある種の食品添加物、水道水中の化学物質、刺激物などがある。証明には至らないが、専門家の間で議論が分かれるものとして、電磁波、宇宙線、トランス脂肪酸などがある。これらに対しては、それぞれUVカット化粧品、無農薬有機栽培の宅配、無添加食品群、浄水器、減塩や刺激の強いものを摂取しないことなどで対処したり、送電線の近くに住居を構えない、電磁波カットの電化製品を用いる、飛行機にはできるだけ乗らない、トランス脂肪酸が多いマーガリンや各種植物油を避け、オリーブ油に料理油を特定するといった対策を取ることができる。その上で、酸化したものを食べないとともに、体内での酸化を防ぐため抗酸化力の強い食品群をできるだけ多く摂取する。

まことに生きにくい環境になったと感じる今日この頃である。</description>
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         <pubDate>Sun, 10 May 2009 22:49:20 +0900</pubDate>
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         <title>ガン治療</title>
         <description>ガンに罹患した場合、現在の日本の医療体制は、外科にかかれば手術を、内科の門を叩けば、外科手術の上で抗がん剤を、放射線科に行けば外科手術の上で放射線治療が進められている。基本的に切ることを中心にして、抗がん剤や放射線は周囲のリンパ節転移や浸潤ガンの取り残しを縮小させるものとして使われてきた。つまり、第一選択として、抗がん剤や放射線が使われる場合は、ターミナルケアなどの場で緩和ケアとして末期ガン患者に利用される程度だった。

しかし、近年、抗がん剤や放射線療法の利用法が多様化している。すなわち、抗がん剤や放射線療法でガンが消失することはないものの、多くのガンは縮小する。このことを利用すれば、内視鏡などの簡便な手術法を活用することが可能となる。このような手術法は、患者のQOL（生活の質）を高めることに資することになる。

他方、外科的施術が利用できない末期ガン患者に対しては、抗がん剤の多剤併用療法が効を奏する場合がある。また、放射線療法においては、照射部位を絞る療法が発明され、広範囲に照射する放射線療法の副作用を抑えることが可能となった。これが患者のQOLに資することは言うまでもない。

ガン医療の進歩は、MRIやヘリカルCTなどガン発見に多大な貢献しているものと、ガン治療の方面で、免疫療法や量子線などの新しい治療法がなされている。しかし、ガンの特殊性を考えると、技術の進歩がガンの撲滅に資すると考えるのは、時期尚早であろう。ガンの撲滅は、第一次の遺伝子治療の臨床実験がほぼ失敗に終わった昨今、次の展開において当該治療の抜本的改良を成功に結びつけられるか否かにかかっている。 </description>
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         <pubDate>Thu, 14 May 2009 11:49:36 +0900</pubDate>
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         <title>末期治療</title>
         <description>ターミナルケアといわれる、ガンの終末期医療。末期ガン患者が、人生の終末を、できるだけ不便なく生活できるよう、ガンの直接的な治療をやめ、ガンが原因で起こる臓器の閉塞などガンの周辺の病変をケアするという意味で、緩和ケアとも呼ばれる。緩和ケア病棟では、主として看護士やソーシャルワーカーらが中心となって、終末期を迎えたガン患者の介護に当たっている。

ターミナルケアは、ガンの積極的な治療を諦めたという点から、医療放棄ないし医療の敗北と見られがちだが、患者のQOLを、ひいてはその生命倫理を最大限に尊重した医療という点で、個人的には、医療の到達点であると考えている。死と裏腹の病気は、ひとつガンに止まらないが、末期状態でも比較的元気でいられる場合があるのが、ガンをそれ以外の病気と区別する指標でもある。そして、ガンが原因で起こる、治療可能な他の病変や不定愁訴を治療することで、最期を静かに迎えられる。これこそ天寿を全うするに等しい人間の最期と見られなくもない。

ただし、終末期医療には課題もある。医療従事者にとっては医療放棄とみられないでもない当医療行為に懐疑的な向きがある上に、病院経営上では旨みの全くない、それどころかかえって経営を逼迫し兼ねない緩和ケアを採用する病院は少ないのだ。国の厚生施策の中で、国民全体が考えていくべき問題であろう。 
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         <pubDate>Mon, 18 May 2009 17:49:56 +0900</pubDate>
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         <title>ガン転移</title>
         <description>ガンはたったひとつの細胞から始まって人を死に至らしめるまでの大きさになるまで、十年から十五年かかると言われる。その間に、細胞分裂で増えたガン細胞の一部は、血管内に入り、血流に乗って、他の臓器ないし組織に入り込み、そこで増殖を始める。いわゆるガンの転移である。ガンが人の目に見える大きさになる頃には、通常、転移が完了している場合が多い。転移巣は、原発巣より基本的には小さいので、原発巣が、人の目で何とか見える程度の大きさで、つまり早期に発見される頃は、転移巣はまだ発見できない程度の大きさだ。この転移巣が大きくなって人の目に見える程度の大きさになったとき、これを再発といっている。ガンの中には、転移巣が原発巣と同時に発見原されることがあるが、これが狭義の転移と呼べるものだ。原発巣を早期に切除できても、転移巣が大きくなって、結局、人を死に至らしめることが判明したことで、ガン検診を無意味とする考えが出てきた。

さて、こうして考えると、ガンは転移が原則で、転移しないことが例外といえそうだ。しかし、世の中で、ガンといわれて手術をした人が生還する割合が過去に比べ明らかに大きくなってきた。これは転移していないガンが多くなってきたということだろうか。恐らくそうでないだろう。過去に比べ国民のガン検診の受診率が飛躍的に高くなってきた昨今、ガンとみられる人の数もそれに伴って増えてきた。そして、同時に、ガンと見られる人が手術などのガン治療を受ける割合も

増えてきた。こうして、ガン治療を受けた人のうち、ガンから生還する人の数が飛躍的に増えてきている、ていうことは一体どういうことだろう。それは、ガンでないのに、ガンの恐れがあると診断される人の数が飛躍的増えてきたことと大いに関係していると思われる。ガンによく似た病変は多いが、その場合に、念のため、ということで、手術をされる割合が増えたため、「ガン」からの生還者も増えてきたのだ。その証拠に、ガンの死亡者の絶対数は増えていることがあげられる。ガンの生還者はもしかして、単に切られ損者かもしれない。そうでないことを衷心より祈りたいが。
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         <pubDate>Sat, 23 May 2009 17:50:14 +0900</pubDate>
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